クレンジング

敏感肌の方が実践するべき、正しいクレンジング・洗顔方法

クレンジングや洗顔は、スキンケアの基本中の基本。
「落とすケア」が間違っていると「与えるケア」をどんなに頑張っても効果が半減してしまうばかりか、敏感肌や肌荒れの原因になることも。
ここでは、健康な素肌を取り戻す正しいクレンジング・洗顔・保湿のやり方をご紹介します。

その前に、あなたの敏感肌の原因をチェックしたい方は
敏感肌チェックシート をご覧ください

敏感肌のスキンケア《基本編》

敏感肌に悩む方の多くは

・間違ったクレンジングや洗顔で、セラミドを失っている

・肌を擦り過ぎて、角層が薄くなっている

・擦る刺激や化粧品の使い過ぎで微小な炎症が起き、ターンオーバーが乱れている

といった共通点があります。

いわゆる過剰なスキンケアが原因です

そこで敏感肌の方に実践していただきたいのが、

セラミドを守る「落とす」ケアと
セラミドを補う「保湿」ケアを中心に
ニキビや年齢肌などの悩みはスポットケアで行うことです。

これらを実践することで、肌を刺激から守るセラミドが増え、大抵の敏感肌は緩和していきます。

ここでは、セラミドを守る「落とす」ケアについて、具体的に何に気をつければ良いのかご紹介します。

⇒(準備中)セラミドを補う「保湿」ケアはコチラ

2.敏感肌のクレンジング・洗顔《実践編》

2-1.洗浄力の強いクレンジング剤や洗顔料を避ける

クレンジングを選ぶ時は、洗浄力がマイルドなジェルやクリームタイプをメインにして、落ちにくいポイントメイクだけオイルクレンジングを使うなど、使い分けるのがお勧めです。

洗顔料については、洗浄力が強いココナッツ椰子油(ラウリン酸)を使ったものは避け、保湿成分が多く入ったものがお勧めです

2-2.洗う順番は、髪→顔

理由は、クレンジングと洗顔をした無防備な肌に、シャンプーやリンス、コンディショナーに含まれる界面活性剤が触れるのを防ぐためです。

特に、リンス、コンディショナーに使われる陽イオン界面活性剤(カチオン系界面活性剤)は、皮膚刺激性と皮膚吸着性が高いので、水ですすいだ程度では肌に残留する可能性が高く注意が必要です。

塗れた手だとクレンジングしにくいという場合でも、クレンジング→髪→洗顔の順番にしましょう。

2-3.洗顔料はよく泡立てる

泡立てが不十分だと肌に摩擦がかかるだけでなく、部分的に洗浄成分(界面活性剤)が高濃度になり皮膚刺激の原因になります。

2-4.泡パックは百害あって一利なし

クリームの界面活性剤を気にされる方でも意外とやってしまうのが泡パック。

クレンジングや洗顔料(石鹸)で使用する界面活性剤は、クリームなどに使う界面活性剤よりも強くて配合量も高濃度。

泡パックは、敏感肌や乾燥肌、細胞死(老化)の原因になるだけです

2-5.人肌より少し冷たいぬるま湯で

人肌以上のお湯は、セラミドが流出を促進してしまい、冷水では汚れ落ちが不十分になります。

2-6.「擦り洗い」「拭く」は厳禁

濡れた肌は角層が緩んでいて、少しの摩擦でも剥がれ易い状態。優しく「撫で洗い」優しく「水気を押さえる」ようにしましょう。

また、スクラブ洗顔などの角質を擦り落とす化粧品も使いすぎは厳禁。クスミやざらつきが気になる人でも、肌の調子の良い時に月1回位の使用に留めましょう。

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