目次 読みたい内容を素早く探せます
「た」からはじまる化粧品成分
ダイズ油
【保湿・エモリエント】ダイズの種子(豆)から抽出した植物油脂です。リノール酸をはじめオレイン酸、パルミチン酸、リノレン酸を含みます。
タルク
【すべり性向上・表面処理】滑石(talc タルク)という鉱物を粉砕してつくられる白色の体質顔料です、ケイ酸マグネシウムが主成分で、すべりが良いので、ベビーパウダーやフェイスパウダー、酸化チタンの表面処理剤などに使われます。タルカムパウダーは、滑石(talc タルク)を語源とします。
タルクの発がん性について
タルクの発がん性は、タルクに含まれる石綿(アスベスト)が原因です。ただし現在は法律で、石綿を0.1%を超えて含有するタルクの製造、輸入、譲渡、提供又は使用することは禁止されています。出典:厚生労働省
「ち」からはじまる化粧品成分
(チタン/酸化チタン)焼結物
【着色】チタンと酸化チタンの複合体を焼結した、黒色の無機顔料。着色剤として主にメイクアップ化粧品に配合されます。
「つ」からはじまる化粧品成分
ツバキ油(ツバキ種子油)
【美容・保湿】椿の種子を絞って精製した植物油脂です。オレイン酸が主成分で、主な植物油の中で最もオレイン酸の含有量が多く、また植物油の中では酸化しにくく安定しているために、古くから髪用のオイルとして使われてきました。皮膚や髪へのなじみがよく、乾燥から守ります。
ツボクサエキス
【美容・保湿】セリ科の多年草で、抗炎症作用やコラーゲン合成促進作用があり、クリームや乳液などに使用されます。
「て」からはじまる化粧品成分
デキストリン
【増粘・結合・増量】デンプンを加水分解した多糖類です。主に乳化を安定させる増粘剤、プレスファンデーションを割れにくくする結合剤、粉末化粧品を均一に攪拌するための増量剤として使用されています。
「と」からはじまる化粧品成分
トウキ根エキス(部外品名称:トウキエキス(1))
【美容・保湿】セリ科のトウキの根から抽出精製した植物エキスです。漢方でもトウキ(当帰)と呼ばれ、婦人病などに用いられてきました。抗炎症作用があり、肌荒れの予防に効果があります。保湿剤としてスキンケア化粧品や入浴剤などに使用されています。
トウキンセンカ花エキス(部外品名称:トウキンセンカエキス)
【美容・保湿】キク科のトウキンセンカ(マリーゴールド)の花を抽出精製した植物エキスです。カロチノイド、フラボノイド、サポニン、トリテルペノイドを含み、消炎、抗菌作用のほか、新陳代謝を高める作用があるといわれています。敏感な肌に適し、ニキビや皮脂過多を抑える効果も期待できます。保湿剤としてスキンケア化粧品やヘアケア化粧品などに使用されています。
ドクダミエキス
【美容・保湿】ドクダミの葉および茎から抽出して得られるエキスです。ドクダミエキスには抗菌作用などがあるので、乳液、クリーム、化粧水、パックなどの基礎化粧品や石けん、洗顔料に使用されています。
トコフェロール(ビタミンE)
【美容・抗酸化】天然ビタミンEのことです。さまざまな植物油・動物油に含まれている脂溶性ビタミンで、抗酸化、血行促進などの作用があります。油脂の酸化防止剤としても使用されています。
トマト果実/葉/茎エキス
【美容・保湿】トマトの果実から抽出される植物エキスです。各種のビタミン類、有機酸、カロチン、リコピンを含んでいます。保湿効果、消炎、収れん効果、皮膚の細胞活性化効果があり、乾燥から肌を守る目的に適した成分です。
トラネキサム酸
【美白・抗炎症・肌荒れ防止】抗炎症作用があり、肌荒れを防ぐ化粧品や歯茎からの出血を防ぐ医薬部外品成分として古くから使用されています。近年、シミをを防ぐ効果があることが分かり美白有効成分としても使用されています。
⇒トラネキサム酸を詳しく見る
トリエチルヘキサノイン(トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル)
【保湿・エモリエント】脂肪酸であるトリ2-エチルヘキサン酸と、グリセリンを化合させた油性成分です。エモリエント剤として、スキンケア化粧品、メイクアップ化粧品などに使用されています。
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
【保湿・エモリエント】ヤシ油などに含まれるカプリル酸、カプリン酸の混合脂肪酸とグリセリンを化合させた油性成分(トリエステル油)です。酸化しにくく安定性があり、他の油脂成分や脂溶性ビタミン、レシチンなどの溶剤になります。エモリエント成分としてスキンケア化粧品、メイクアップ化粧品にも使用されています。
トレオニン
【美容・保湿】タンパク質構成アミノ酸として、牛乳、肉、卵などの動物性タンパク質に多く含まれています。保湿効果があり化粧品に使用されています。